消費者金融とは?

一万円札

「消費者金融」とはなにか?簡単に言うと「サラ金」ですね。

 

難しい言い方をすると消費者の信用を担保として直接融資を行うサービスのことです。昔はサラリーマンを対象とした金融業者が多いということで「サラリーマン金融」略して「サラ金」と呼ばれるようになりました。

 

ただ、近年になって主婦やOLなどの女性も顧客として増えてきたので、「消費者金融」と呼ばれるようになっています。

 

一方「サラ金」というと「高金利→厳しい取立て→サラ金地獄→破産→家庭崩壊→一家離散」などの悪いイメージもあって、業界が新しい呼び名を求めていたという背景もあるようです。

 

初期のサラ金では街中(まちなか)の暗い事務所でお金を借りるというなんとなく暗いイメージがあったのですが、バブル期をへて景気が悪くなってからは顧客の増加と共にかわいい女の子を使った明るいテレビコマーシャルが増加したり、街中の自動契約機(無人に見えるが実は完全なる無人ではない)の露出によって、なんとなく明るいイメージを演出してきたのです。

 

消費者金融の最盛期は2005年ごろまででしたが、徐々に異常に厳しい取立ての実態が明るみになる一方、グレーゾーン金利が違法とされて以降は過払い請求への対応で疲弊し、有名どころの多くが経営難からリストラを図ると共に、メガバンクの傘下に入って活路を見出すこととなっています。

消費者金融、なぜ銀行の傘下に?

コールセンター

一時期完全に沈黙していた感のある消費者金融のCMですが、最近また復活してきたような印象がありますね。有名タレントが「お金貸します!」と連呼しているわけですが「安いですよー」とは言わないところが特徴です。

 

消費者金融のCM復調の一方で、以前と様子が異なっているのは、かつて有名どころであった消費者金融が有名銀行の名前のもとに活動を行っていることです。「◯◯銀行グループの△△」みたいな感じですね。

 

もともと消費者金融の資金源は銀行だったわけで、「銀行がサラ金に低利で貸し出して、そのサラ金がせしめた高利を銀行が吸い取る」なんて陰口が叩かれていました。そのうえ、肝心の銀行は預金者には極わずかな利子しか返していないのです。今、銀行に行って普通預金の利息を聞いて見てください。笑えるほど低金利です。

 

そういう結びつきであった銀行と消費者金融ですが、消費者金融への過払い利息請求の激化と共に経営が苦しくなった消費者金融が銀行の傘下に入ることで保護を求め、一方銀行は過払い請求沈静化後の利益増加を見越して消費者金融を傘下に収めているという構図があると思います。

 

もともと同じ穴のムジナであったものが、ますます結びつきが強くなったというところでしょうか。

消費者金融の魅力

金利や貸し出し総量について様々な規制をうけている消費者金融ですが、「サラ金なんて放置していると、それだけ危険な存在である」という認識が社会に存在しているということかもしれません。

 

そもそも借金自体があまりおすすめできることではないのかも知れませんが、それでも不要不急の出費というのはあると思いますし、それに応えてくれる消費者金融にも魅力が有ります。

 

たとえば、比較的簡単な審査ですぐにお金を借りられるというのは一つの利点です。もちろん利息は高めかもしれませんが、すぐに返せる範囲であればあまり影響はないと言えるでしょう。

 

やはり最近は銀行系カードローンに金利条件などの面で注目が集まっているわけですが、知名度や金利面で劣っていても、どうしても急ぐという場合に急遽対応してくれる消費者金融は魅力的です。

 

また、キャンペーンも様々打たれていて、その時の条件によっては比較的低リスクになるということもあると思います。

 

長い目で見れば消費者金融の利用は100%手放しで良いとは言えないかも知れませんが、条件によっては魅力もあると言えましょう。

 

要は利用する側の計画性、金額、意図によって価値は変わってくるものなので、その時の状況に流されず、魅力を引き出す使いかたもあると思います。